太陽光発電住宅って停電すると使えないの?

◆震災と原発事故による電力供給不足で太陽光発電が注目されています

img_solar1.jpg東日本大震災と福島第一原子力発電所の事故の影響で、電力会社からの電力の供給が不安定になっています。一時行なわれた計画停電により、都市機能や産業活動が混乱したことや、原子力発電所の安全性が脆弱なことが明らかになり、今後は再生可能な自然エネルギーへの速やかな転換が求められることは間違いなさそうです。家庭においても節電が求められ、また夏季の冷房需要が増大するとふたたび計画停電が行なわれる可能性も高いようです。

そこで注目されているのが、自前で発電できる住宅用太陽光発電システムの設置ですが、停電時にさっと自前の電力に切り替えられるかというと、現在のシステムにはいくつか制約があり、使用には注意が必要なようです。

太陽光発電システムっていくらぐらいかかるの?


◆停電時に太陽光発電システムを使うときの注意点と制約

家庭用のソーラシステムを自宅に設置していれば、計画停電や輪番停電が実施されても、昼間で太陽が出ている時間帯であれば自分で電気を賄えるので安心できますが、現在の太陽光発電システムは常に安定した電力が保証されるわけではないので、パソコンなど、電源落ちするとデータが破損するような電気機器は使用に注意が必要です。

現在の住宅用ソーラーシステムは電力会社との系統連系により自動的に供給と売電が行なわれるしくみになっています。停電するとこの連系が切れるとともに、直流電流を交流100Vに変換しているパワーコンディショナー(パワコン)も停止してしまいますから、メーカーや製品によって仕様が異なりますが、一般的にはそのままでは停電時に自家発電した電力が使えません。





◆停電時はパワーコンディショナーの設定を自立運転に切り替える

停電した場合に自家発電した電気を使用したいときには、パワコンの設定を、系統連系から自立運転に切り替えて使用します。ただしこの場合は通常のコンセントは使えないので、パワコンの近くに設置されている非常用コンセントだけしか使えなくなります。

この非常用コンセント(オプション設置)から供給される電力は上限が1500Wなので、それ以下の電気機器しか使えません。ですから使用する機器の容量を計算して使用する必要があります。

停電時のことを考えるなら、住宅用太陽光発電システムのほかに 家庭用のポータブル電源や、非常用バッテリーセットなどの、充電して蓄電できる装置を備えておいたほうが安心・確実です。非常用コンセントからこれらの蓄電池に充電をしてから、安定した電力で機器を動かしたほうがトラブルは少ないでしょう。

今回の大震災と原発事故による停電で、このような緊急時における住宅用太陽光発電システムの自立運転への切り替えトラブルなど、実際の使用には問題があることが明らかになりました。この教訓から、今後はパワーコンディショナーなどに改良が加えられて、停電時にも使いやすいシステムが開発されると思われます。

マンションのベランダでできる太陽光発電!



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posted by ecotan at 05:10 | 太陽光発電住宅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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